2017年04月25日

急増する葬儀社と互助会システムに関して

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あと十年もすれば、団塊の世代が80歳を超えてしまいます。最近の高齢者は元気だと言われていますが、元気だからこそ色々な準備をしておくことが大切ではないでしょうか。世の中は空前の終活ブームが起きていますが、明るく死を捉えることが幸せに生きる秘訣と言えるのではないでしょうか。

ある機関の公表している数字によると、葬儀・告別式にかかる平均的な費用は200万円を超えているようです。簡単には出せる金額ではありませんし、死ぬにも苦労が伴うのが現実ではないでしょうか。費用負担を少しでも軽減させるには、あらかじめ積み立てをしておくことが重要ではないでしょうか。

葬儀社の大部分が、会員制度や互助会システムを活用しています。毎月の積立て金額は数千円で、満期になれば30~50万円になる仕組みです。互助会に加入することで、様々な特典を受けることが出来ます。葬儀・告別式の司会や祭壇、更には寝台車や霊柩車の利用などです。

加入率は年々上がっていて、多死社会を象徴した現象と言えるのではないでしょうか。葬儀業社間の競争も激化していて、加入者の奪い合いが起きているようです。それまで加入していた互助会を解約して、別の葬儀社の会員になるケースも増えているようです。

その際に重要になるのが、葬儀業者の約款ではないでしょうか。解約をするとそれまで支払っていた金額が全て戻ってくる場合もありますが、一部が手数料として引かれることもあります。実はこれこそがトラブルの要因になっていて、加入の段階で詳しい説明を受けておくことが大切ではないでしょうか。

葬儀社の数は年々増えていて、異業種からの参入も増えています。莫大な費用を逆手に取った、家族葬プランを前面に出した葬儀社も登場しています。どこを選ぶかは自由ですが、悔いを少なくするには事前の情報収集が鍵を握っているのではないでしょうか。

本屋には葬儀関連の本が多く売られていますし、メディアで特集されることも増えています。かつてはタブー視されていた葬儀業者の世界ですが、裏側を見ることで驚愕もあれば新たな発見もあるのではないでしょうか。奥が深い世界であることは確かですし、勉強を重ねることで経験値は上がるのではないでしょうか。身近な人の死はいつ訪れるのか分かりませんし、備えておくことは重要ではないでしょうか。金銭トラブルを防ぐためにも、色々と知識を持っておくことが大切です。それが故人のためではないでしょうか。

[参考情報]
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